hey MAGAZAINEやぁ

代官山駅から歩いてすぐのところにあるコーヒー屋さん、it COFFEE。道路に面した窓からはテイクアウトのお客さんが、店内にはゆっくりコーヒーを楽しむお客さんが絶えません。このカフェの居心地のよさって何でできているんだろう。全5回にわたって「居心地のつくり方」を教えます。

居心地がいいって、なんでしょう。ずっと居られること?居ると気持ちがいいこと?
私は、居心地がいいというのは、「毎日使える、毎日違和感なく来れる、来たくなる」ということだと思っています。だから、it COFFEEには、お客さまが毎日来れるように考えた小さな工夫がちりばめられています。

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改めまして、it COFFEEの店長の森です。私が今回お話する居心地のつくり方は、全てこの「お客さまが毎日来れる」ために工夫された小さなことです。第1回目は、毎日来たくなるための「安心と驚き」についてお話ししましょう。

it COFFEEでは、提供しているコーヒー、食べ物の考え方には、ふたつの種類があります。ひとつは、「いつ来ても同じ味」である安心。もうひとつは、「毎日来ても違うものと出会える」驚き。

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「安心」は、コーヒーが叶えています。it COFFEEでお出ししているコーヒーは、福岡のREC COFFEEから受け継いだコーヒー豆とそのノウハウをできるだけ壊さずに提供しています。マシンのメンテナンス、焙煎方法、焙煎する日数はもちろん、違う人が淹れても同じ味になるようにブレのない味をこころがけています。
「驚き」は、スタッフがみんなで決める季節の商品が叶えています。主にコーヒー以外の飲み物や、食べ物です。例えば今は、縁あって仕入れることになった日本茶を置いています。

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it COFFEEの名前の由来は、その時々の「it」と思うものを提供したいという思いからつけられました。そういうスタッフで「it」と決めた季節ごとに変わる商品が、毎日来たくなる、コーヒーや食べ物を作り上げているのです。

  • it COFFEE

  • 森直也

  • 住所:東京都渋谷区恵比寿西1-34-28 代官山ファーストビル1F 102

  • HP:https://itcoffee.jp

  • 使用サービス:Coiney

本格コーヒーとオーガニック・ティーを提供するカフェ、it COFFEEの店長をしています。
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